個人事業主になったので真面目にアウトプットしてみるブログ

フリーで顧客の会社に潜り込んでAndroidアプリつくって、とりあえず食っていけるようにアウトプットを増やしていくブログです。

採用に地頭のよさは必要か?

t.co

この記事を見て思ったんだけど、たしかに頭が回らない人よりは、フェルミ推定的な方法論をしらないでも天然で現実的なロジックの積み上げや、抽象度をあげた検索によって有効性のある点をみつけて一気に前に進む感じの人はいい人に映るんだけど。 はたしてそうか?

というのが疑問。

確率を上げろ!

地頭がいい人が性根がいいとは限らないのでは?という疑問がある。
地頭が良くても、その人がそのサービスにたいして、ちゃんとコミットしてくれるとは限らないのでは?
頭が中途半端にいいと、会社より自分の私生活に比重を置いて、市場価値を高める方にエネルギーをつかって、残りかすのようなワーキングメモリの可処分領域しか使ってくれないのでは?
それでも一生懸命会社のことを考えてくれるけど頭が悪い人よりはまともに仕事をしてくれるんだろうか?(となると確率的な問題では?)

そう!猫だ猫を採用しろ!

極端なはなし人の基準からみたら地頭がいいとはいえない?猫が会社の面接にきたら、採用するか?

僕はするかもしれない。おいしいチュールやキャットタワー、その他のおもちゃを報酬にして、始業から終業までオフィスで我が物顔で歩いてもらう。
それだけでも僕は価値のあることだと思う。

猫は人間の常識というものからは遠い存在である。
それゆえに猫と間近でミラーニューロンによって得られる経験値は大きいのではないだろうか?
人間の傲慢さを知ることができるのではないだろうか?

猫がスーパーエンジニアになるという話ではない。

採用担当におけるイノベーションのジレンマ

僕が言いたいのは、全体としてよい方向へ進む確率をあげたかったら何をしたらいいのか?という課題点が潜在的、必然的に採用の采配にも与えられているにもかかわらず、採用する側は失点しない事にとらわれて、会社より自己を優先しがちになるのではないか?
その結果が、地頭の良さという都合の良い言葉におきかわってしまって、作られた優等生の像を描いてしまうのでは? ってこと。 プロならそういう心理と戦っていい仕事をしようとすべきだよね。

思っていることをストレートに言うと敬遠される文化

間違っているとしても、僕は割とストレートに思ったことを発言して、反応をもらってから考えるようにしている。(みんなやってるやろ??しらんけど)
でもなんか居心地が悪いところって、下手な発言できないよねー的な雰囲気を醸し出している。
とくに村社会的な文化が強いチームにそういう傾向があると経験的に思う。

村社会的な文化とは、別名猿山社会と僕は呼んでいて、とにかく年齢や勤続年数、スキルや発言力など、動物的な強弱や習慣が、暗黙的な階級層として備わっている。プロパーと非プロパーにも階級層が存在する。
そういう非フラットな会社やチームはプロダクトの成長なんかどうでもよくなっていてちゃんと仕事をしているかどうか位の雰囲気を指標として人を評価しがちで、他社では当たり前だった効率的なことも、理由の特にない(心理的な)抵抗によって受け入れられなかったりする。
そう。議論をするとコストが発生するし、実際の業務には直結しない可能性があるので、心理的抵抗でちゃんとした議論をしないまま、階級的に上位の誰かが決めたことに依存して仕事を進めるスタイルだったりすることが多くて、抜本的?な問題にたいして気が付いてもだれも動かない。
そういう文化は人口が多い時代は、見直しよりも人海戦術。そんなロジックのコスト削減で成功したが、現在ではあまり有効な手法ではないと思う。

結局どんな人を雇ったらいいの?

僕が思うのは、コミュニケーションの取りやすさだと思う。
その人が伝え方がうまい!とかそういうのではなくて、今いる戦力の中に投入しても、最低でもチームが壊れることがない程度にはコミュニケーションができて、その人の経験通りの技能が発揮できる。
そういう人員の配置を目指すべきだと思う。コミュニケーション能力の高さではなくレベルや人間レベルの問題かなと正直思う。
発信者(発話者)の情報にたいして共振できる器が大事だと思う。
そういう素な人間ぽさで構成されている組織は強いだろうなーと思う。
コミュニケーションによる情報量が増えて圧倒的に成長しあえるんじゃないのかなーと思ってしまう。
まぁわかんないけどさ。結局何がいいかなんて。
ただ硬化したシステムとして組織の一部がそこにあると、そこから情報の伝達が鈍って、正確な判断がしづらくなる。
みんな直観的には知っているんだろうけどさ、結局変なありもしないルールにとらわれてナッシュ均衡をめざすよね?

仕事のやりやすさこそ正義

Do the Right Thing
Don't Be Evil

これ。Googleのやつ。知ってる?知ってるでしょ??w

この本当の神髄(アート)は、会社やそこにいる人が、反社会的思想だったり、ちょっと社会的にズルをして稼ごう!みたいな発言をしたときに、議論によって、理屈としてよくないよねって自浄作用が働く文化というのもあるんだけど
もっというと他人に対して疑心暗鬼にならないような、自然に話せて自然に行動できて、それがちゃんと組織のビジョンにコミットしていく。そういうスタイルが大事だと思う。
逆に社内政治を持ち込むやつはやばい。自分の虚栄心のために他人の不安をあおって、他者を巻き込んでいくスタイル。そんなことやってちゃだめだ。「誰と競ってるの?」敵を見誤らせるやつは、敵軍の間者にちがいない!

モメンタム

長いねそろそろやめるよ。俺も寝ないと。

でも最後に言いたいんだけど、組織として流動性があるのは大事。よどんではいけない。よどむと必要な情報が出てこなくなり、結果的に組織が死ぬのが早まる。
そういうのを考えるときにモメンタムって言葉が使われることが多い。
モメンタム。すなわち「勢い」だ。
つまり余計なこと考えたまま向き合うな。シンプルになれってことよ。(なんだ偉そうに!)
お前はスーパーマンじゃないんだから向けたいベクトルにしっかり力を入れてやれば、ゴールのための筋道も見えてくるし、ちょっとした冷や水なんて問題じゃなくなる。 地頭があればよかったなとか思うじゃない?あなたが考える地頭がいい人、幸せそうかな? ストレスはお前が作り出しているんだ。思い込み。自分に向き合わない事こそ悪なんだよ。

うっそー。

じゃーねー。おやすみなさい。